ミサンガの仕入先・中南米

仕入先
メキシコシティーのソカロの路上市場

先日はアジアのミサンガの仕入先を紹介しましたが、今回、引き続きアメリカ大陸、中南米から取り寄せたミサンガ事情をご紹介します。

中南米のミサンガはアジアのミサンガに比べると色鮮やかで派手なミサンガをよく見かけるように思います。

ペルー

インカ帝国の時代から優れた工芸品を作ることで有名なペルーですが、ペルーのミサンガは、東南アジアと同じような編み方で作られたミサンガも見られますが、使う糸の種類、さらに、組み合わせる色が違うため、独特のデザインのミサンガになります。

貴金属、宝石等を使ったバングル、ブレスレット等の商品には、マヤ民族の特有の模様が刻印、彫刻されたものがあります。

ペルーでの取引先は、ネットオークションの Ebay から選択したショップとコンタクトして仕入れています。

ペルーから日本へ郵送する際の送料が高いのがネックです。

ブラジル

ブラジルには、ここでしか入手できない、ボンフィン教会のボンフィンを輸入しています。

こちらも、E-bay のオークションサイトで営業しているショップより輸入しています。

グアテマラ

アンティグア市にある、フェアトレードを通してマヤ民族の支援する団体(Passionmaya)サイトを通して、現地の原住民が作ったミサンガを輸入したことがあります。

米国フロリダ州でグアテマラ系アメリカ人の方が、グアテマラ雑貨を扱っている会社があり、その商社を通して、グラテマラのミサンガを輸入しています。

取引初期の頃は、特注品も受け付けていましたので、手首用のミサンガ寄りも5cm程長い、マヤ模様・アンクレット等を作ってもらったこともあります。

国内のお客様から、ショートワイドタイプのミサンガ 数百個のオーダーを頂いたことがあります。

配色、デザインが全く同じ物を100個単位で製作して欲しいという依頼でした。しかし、数種類の注文のうち、2~3点については全く同じ色、デザインではなく、多少色味の違った物や柄が異なる物が納品されてきました。

これらの、ミサンガは織物などで残った糸を原料として使っているので、同じものを大量に用意するの難しいと言い訳されました。

はじめからミサンガを作るために、その分の糸を用意すれば済む問題だと思うのですが、現地の製作者をコントロールするのは難しいようです。

メキシコ

メキシコ雑貨を扱っているネットショップに、メキシコのミサンガが売られているので、ぜひ仕入れてみたいと、E-bay や現地のネットショップを探してみましたが、これぞという取引先が見つからなかったので、メキシコへ行ってみることにしました。

たまたま、TVで見た旅行番組で、オアハカ州で現地の人が伝統的な模様で織り上げたミサンガ、織物等が映しだされていたので、ここに行けばメキシコのミサンガに会えると思いました。

セント・トーマス・アリエラの市場へ続く道

セント・トーマス・アリエラの市場へ続く道

テレビで見た市場

テレビで見た市場

オアハカの近郊の村(セント・トーマス・アリエラ)で編み物を売りながら市場で物を販売している女性

オアハカの近郊の村(セント・トーマス・アリエラ)で編み物を売りながら市場で物を販売している女性

メキシコの首都、メキシコシティーには、何ヶ所か民芸品等を販売する店が多数集まる市場がありました。日本人宿のサンフェルナンド館の近くのシウダテラ市場などでも、ミサンガ類を仕入れることができました。店の人に聞くと、これらのミサンガは、メキシコ南東部のオアハカ州・チアバス州でつくられているそうです。

ソカロとよばれる、教会を中心とした広場では、路上で市が開くこともあり、ここでもメキシコのミサンガが販売されていました。

メキシコシティーのソカロの路上市場

メキシコシティーのソカロの路上市場

メキシコシティーのシウダテラ市場

メキシコシティーのシウダテラ市場

現時点では、仕入れするためには、インターネットを使って取引業者とコンタクトができ無いので、現地へ赴く必要があります。

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