中国製ミサンガ・ウォッチの不良品

仕入先
動かないミサンガ・ウォッチ

ミサンガ・ウォッチはどこで作られているのか?

昨年、2015年の春、ミサンガウォッチが流行りだそうとしていた頃、ミサンガ販売店でもミサンガ・ウォッチの仕入先を探していました。

ちょうど、春休み時期に、タイに行く機会が有り、いつもお世話になっている仕入先に、ミサンガ・ウォッチがタイで手に入らないか問い合わせしえみましたが、仕入先の店主は『見たことがない』とのことでした。

私自身も、中華街のアクセサリーや時計の卸販売を行っている店を数多くあたりましたが、コットンで編んだミサンガに時計のヘッドをつけたミサンガ・ウォッチを販売している店を見ることはありませんでした。

沖縄に戻り、中国のアリババのサイトを探した所、ミサンガ・ウォッチが多数出品されていました。
ミサンガ・ウォッチは中国製だったようです。

中国の仕入先:時計卸商がミサンガ・ウォッチを取り扱っていました。

中国の仕入先:時計卸商がミサンガ・ウォッチを取り扱っていました。

ミサンガ・ウォッチはどこで作られているのか?

早速、初めての取引先となる、時計の卸販売をしている会社にコンタクトを取って、そこで販売されている最小ロットのミサンガ・ウォッチ、100個を注文しました。

注文後、約1ヶ月して手に入れることができました。

早速、梱包を解いて、中を見てみると、時計のヘッドのガラスが割れているものがあったので、すべてのミサンガ・ウォッチを検品してみることにしました。

ミサンガ・ウォッチは、電池で動かすため、入荷した時点では、電池のスイッチが入っておらず、3時の位置にあるリューズが引っ張られている状態で、本体との短い隙間に、薄いプラスチック版が差し込まれています。

このプラスチック版を外し、電池を入れ、正しい時刻に合わせて、24時間動かし、時間の正確さなども検品してみました。

不良品が多い中国製ミサンガ・ウォッチ

不良品には次のようなものがありました。

#1 : ガラスのケースが割れているもの — 1個
#2 : 分針が取れているもの — 1個
#3 : 2時の位置の インデックス が無いもの — 1個
#4 : リューズが取れているもの — 1個
#5 : 針が動こうとしても、つっかえて、まわらないもの — 3個

100個のミサンガ・ウォッチのうち、 7個ものミサンガ・ウォッチが、時計として機能していないものでした。

ガラスのケースが破損しているミサンガ・ウォッチ

ガラスのケースが破損しているミサンガ・ウォッチ

分針が外れているミサンガ・ウォッチ

分針が外れているミサンガ・ウォッチ

2時のメモリ(インデックス)が無いミサンガ・ウォッチ

2時のメモリ(インデックス)が無いミサンガ・ウォッチ

リューズが直ぐに取れたミサンガ・ウォッチ

リューズが直ぐに取れたミサンガ・ウォッチ

動かないミサンガ・ウォッチ

動かないミサンガ・ウォッチ

早速、中国の販売元に報告し、7個分の代金を返金してもらいましたが、結構な割合で不良品が含まれているのにはびっくりしました。

みなさんも、ミサンガ・ウォッチを購入するときは気をつけてください。

なお、ミサンガ販売店で販売しているミサンガ・ウォッチは、動作を確認してから送っておりますので、ご安心ください。

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