先日、那覇市内の公園でトックリキワタの木に多数の綿が炸裂しているのを見ました。
へちまのような形をしたトックリキワタの実の中が裂けて、中の綿が外に出てきた状態です。
タイの田舎では、キワタの実を炸裂する前に集めて、乾燥させ、綿と種を取ります。
種からは油が取れます。綿は、枕や座布団のクッションとして利用しています。
沖縄では、綿を利用したり、油をとったりすることはありません。というのも、このトックリキワタ、もともと沖縄には自生していませんでした。
戦後、南米から持ち込まれてきたものですので、綿を利用するという文化がありませんでした。
トックリキワタは熱帯の植物です、沖縄でも結実することはなかなか無いとされていました。今回、このように大量の綿が湧き出てくるのを見るのは初めてです。これも、地球温暖化の影響なのでしょうかね。
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